不断水工事がもたらす生活の安心・安全

世界一安全と言われる日本で滅多にあることではありませんが、蛇口をひねると水道水が赤茶色いことがあります。

水道配管内の何らかの異物が流れ出しために起こることが多く、漏水のみならず、こうしたことを防ぐためにも水道の配管工事は急がれている現状です。配管は古いものでは戦前、戦後に敷設したものでも半世紀以上経っているのですから、当時の古い技術で製作された配管は速やかに交換することが求められています。漏水部分、あるいは不具合が懸念される部分は計画的に交換工事がなされていますが、その実行に大きく寄与しているのが不断水工事です。

これは断水することなく不具合箇所を回避した通水ラインを構築できる工法で、1950年代に開発された比較的新しい技術です。それまでは一旦水道の水は止めて各種工事を行っていましたから、作業時間やタイミングについて関係各署はかなり工事に気を遣っていたのです。作業時間が長引けば周辺住民や各種施設に影響が出ることは必至です。大げさに言えば、一般市民の第一のライフラインである水道のストップは、そのまま日常生活に影響が出ることになります。

不断水工事は現在、直径2mを超す大口径配管にも対応します。そのため一般水道管のみならず、主幹のものでも工事が可能になっていますので、断水せず工事できる範囲が広がっています。もちろん一般家庭の直近の主要水道管にも不断水工事は使われますから、断水による不都合は発生しません。

そしてこの工事によって交換された配管は、現代の技術で製作した衛生・健康面に優れ、高耐久性のものに変わっていっています。また地震などの地盤の影響を受けにくい、しなやかなものにも交換されていますので、不断水工事は、私たちの生活をより安心・安全にするために大いに寄与しているとも言えるのです。

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