住宅の生活に影響なし!不断水工事の凄さ

現代の住宅では、蛇口をひねれば水が出てくるのは当たり前となったため、生活をしている中で断水工事を行うことが難しい状況となっています。

過去においては、工事期間の一定期間において断水を余技なくされることもありましたが、現在は通水状態を維持したまま工事を行うことが主流となりました。水道水を断水することなく行う工事のことを不断水工事といいます。不断水工事の工法としては、本管から給排水のため枝管の取り出しを行う「分岐工法」と、本管の切断部に仕切り弁やプラグ等を挿入する「インサーティング工法」などいくつかの工法があります。不断水工事の最大のメリットは、断水せずに工事が可能なことです。

従来の断水工事においては、影響範囲にある住宅を一軒ずつまわって告知したり、生活の状況によっては給水車の手配が必要になることもあります。そこまで配慮しても了解を得られなければ工期に支障をきたすリスクもあります。その他にも、工事完了後の管内の清掃が不要となるメリットがあり、過去の断水工法に比べ、工事時間および工事費を大幅に削減できるようになっています。

不断水工事は、小口径管のものから始まり、昭和30年代に分岐口径50ミリ以上が可能な割T字管が開発・実用化されるようになりました。現代住宅での生活では、今でこそ水道管はいつも通水状態にあるということが当たり前ですが、そこに至る過程には、不断水工事の技術的な進歩のほか工法に対する社会的な信頼感を築いてきたからと言えます。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *